スマートフォン対応のWebサイト・・・導入のタイミングは？

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Webサイト制作をご依頼いただく際に、スマートフォン用のデザイン、レイアウトもご要望いただくケースが増加してきました。

昨今のスマートフォンはディスプレイの画素数も上昇し、パソコン向けに作られたWebサイトでも比較的読みやすくなってきました。ですがディスプレイサイズそのものが小さくもあり、操作感覚の違い（マウスクリックと指を使ったタッチの違い）もあるので、スマートフォン用に整えたWebページの方が良いケースもあります。「良いケースもある」と少し回りくどい言い方なのは、目的に対して支払うコスト（お金だけに限りません）が適切であるか否か、という部分があると考えられるからです。例えば、サイズ（Webブラウザのウィンドウサイズやスマートフォンのディスプレイサイズなど）にあわせてレイアウトが変化する「レスポンシブデザイン」という考え方があり、これはこれでとても優れたものですが、コンテンツ量が多くナビゲーションの複雑なWebサイトなどで最適かと問われれば、何とも言えない部分もあります。もちろん、事前にキチンと設計できれば十分に可能ですが、その場合は制作の期間が多かれ少なかれ長くなるという事でもあります。

他にも、とても進歩してきているとは言えスマートフォンの通信環境が悪いという事も少なくないので、ファイルサイズの大きい画像を多用している場合などは見せ方に大きく手を加える必要が出てくるかもしれません。更には、なにがしかのファイルをダウンロードさせる必要がある場合なども手を加えなければならない部分となりがちです。

いずれにせよ、どのようなユーザーがスマートフォンからアクセスしてくれるのか、あるいは、どのようなユーザーにスマートフォンからアクセスして欲しいのか、といった視点から考えていく必要があるのではないかと思います。それはつまり、御社のビジネスモデルにWebサイトを組み込んでいく、という事になります。